懲役太郎にバズの気配!?
upd8所属のVTuber「懲役太郎」さんのチャンネル登録者数が、この10日間すごい勢いで伸びています。今まで、知名度はあれど数字に結びついていなかった彼に何があったのでしょうか。
こんにちは。バーチャルYouTuber追っかけおじさんのTnOkinaです。
懲役太郎さんが伸びているという情報があり、調べてみるとチャンネル登録者数が2.5倍程度に増えていました。懲役太郎さんとはどんなVTuberなのか紹介し、なぜ伸びているのかを考えます。
懲役太郎とは
前科三犯、称呼番号893番、懲役太郎。
出所が近いという事で篤志面接委員から許可をもらい、職業訓練としてシャバで大人気だというYouTuberを始める。
刑務所から出られないため、管理は協力者に任せており、本人はVtuberの事もよく知らない。
刑務所の中にいるからこその懲役知識と、世間知らずな一面が特徴。
模範囚。
彼の魅力といえば、「実際に刑務所に入っていたのでは?」と疑うほどの世界観の作り込みです。動画では「篤志面接委員、特別面会、官本、優良房、検閲」など、普段出てくるはずのない用語が登場し、刑務所に関する深い知識が伺えます。
2018年9月28日にはバーチャルYouTuber支援プロジェクト「upd8」へ参加。
同じupd8に参加している因幡はねるさんとは少々関わりを持っています。というのも、因幡はねるさんのファンの呼称の一つが因幡組であり、はねるさんは組長と呼ばれており、懲役太郎さんを「服役中の舎弟」と認めています。懲役太郎さんも、はねるさんの誕生日にビデオレターを送るなどしています。
15万再生の「死体は山には埋められない、その理由」
現在、懲役太郎さんの動画で一番伸びている動画がこちらです。
この動画が投稿されたのが3月20日であり、そこから徐々にチャンネル登録者やTwitterフォロワーを増やしています。
なぜこの動画から伸びていったのか考えます。
最近の懲役太郎さんの動画の傾向として、刑務所の中の情報ではなく、外での話が数字をとっています。考えてみれば簡単なことで、私達は実際に刑務所に入るつもりはないわけですから、知識としての優先度が低く、興味を引きづらかったのだと考えられます。ですので、必要になるのかはさておき、外で使える知識というのが以前より人を惹きつけているといえるでしょう。
それに加え、3月19日にあるVTuberとコラボをしていました。それが「由宇霧(ゆうぎり)」さんというVTuberです。
VTuberに興味のある方だと知っていると思いますが、この由宇霧さんは、この時期絶賛バズり中でした。3月初頭に1万人以下だった登録者数が現在は7万5千人を超えています。
このタイムリーなコラボで知名度が上がったことは間違いないでしょう。
知名度が急上昇した結果、ユーザーローカルのランキングにも登場し、さらに再生数、チャンネル登録者数の増加につながっと言えます。
しかし、それを成し得たのは懲役太郎さんの今までの地道な活動があってこそでしょう。
下積み時代
懲役太郎さんはupd8参加、因幡はねるさんとのコラボなどで、一部では知名度がありましたが、チャンネル登録者数などの数字には繋がっていませんでした。しかし、なかなか報われない中でも、自分を売り込む企画に積極的に参加していました。
「バズナイ!ワンチャンBUZZらナイト」参加
中京テレビの土曜バラエティ「佐藤二朗の生でナゴヤでらワイドショー」出演
最近では、NHK「バーチャルさんといっしょ」に参加等、様々な機会で貪欲に自分を売り込んでいます。
それに加え、自分のチャンネルの配信も定期的に行い、コンテンツを増やしていました。これは非常に重要です。
例えば1つの動画が人気を得たとします、しかしチャンネルを見に行けば他はつまらない or 全然更新されてないとなったらチャンネル登録はしないですよね。コンスタントに一定以上のクオリティの動画を作るというのはモチベーションの維持が難しく、思うように数字が取れず引退してしまうVTuberが多いです。それを腐らずに8ヶ月間続けてきた懲役太郎さんだからこそ、バズを経験できているといえるのでしょう。
まとめ
- 懲役太郎さんがバズり始めている
- 理由は様々だが、内容がより一般向けになったことと、由宇霧さんとのコラボが大きかった模様
- バズを経験するためには、コンスタントにコンテンツを配信し、自分を売り込む努力が必要
私も個人ブログをやり始めて、モチベーションの維持は難しいものだと感じています。
今のところ1日2,000文字前後の記事を毎日更新していますが、何度も「今日は休んでしまおうか」「2日に1記事更新に変えようか」と思ったりしています。ブログ記事でこうなのですから、動画制作となったら私の想像を超えるモチベーションが必要なのでしょう。
努力してバズまでたどり着いた人たちに倣って、私も書き続けていこう。そう思わせられる出来事でした。