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VTuberオーディションに合格するコツをもちひよこさんが解説

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もちひよこさんが「VTuberオーディションに合格するコツ教えます!!!」と題した動画を公開しました。

この動画で、もちひよこさんは自身が開催したVTuber魂オーディションの選考が終了したことと、VTuberオーディションに受かるコツを語られました。

 

 こんにちは。バーチャルYouTuber追っかけおじさんのTnOkinaです。

ネタに困っていたところに、もちひよこさんの動画が投稿され、VTuberとか関係なく「ためになるなぁ」と思いましたので紹介します。

もちひよことは

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人生2周目幼女。
企画・モデリング・動画制作をすべてひとりでこなすなど、マルチな才能を発揮している技術系バーチャルYouTuber
外見年齢は11歳。

制作者は、元々ディズニーの有名キャラクターのキャストを志していたが諸事情により断念。その後、キズナアイやバーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんに感銘を受けて自分自身をプロデュースしてスターになるためバーチャルYouTuberとして活動を開始した。YouTubeとニコニコでの配信活動の他に、pixivFANBOXやBOOTHでのグッズ販売などの活動もしている。

モデリングが得意であると述べており、自身のモデルのクオリティからもその技術の高さが窺える。ポリゴン数が非常に少ないながらの出来は個人勢トップクラスとも言われている。

唯一の難点は、音質の低さや喉を絞めたような声で喋っているためか一部視聴者からおじさん扱いされてしまっていること。

2018年4月9日、バーチャルYouTuber事務所「ENTUM」へ所属した。

2019年1月25日にVTuberの魂(中の人)募集をしていた。

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動画紹介

2019年3月22日投稿。

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冒頭で魂オーディションの応募への感謝を述べ、選考が終了したことを報告した。

選考をしている中で、惜しい人がたくさんいた。だが、PR動画を2回以上見返した人は全体(400件)の20%程度だったという。こういった人々に、別の機会で活かせるようにオーディションのコツについて解説を行った。

最低限やるべきこと

動画が他人から見られる状態になっている

VTuberオーディションではPR動画をYouTubeに限定公開して見てもらう形式を取ることがある。非公開で見られない動画があったとのこと。

URLを間違えない

動画のURLではなく、チャンネルのURLを貼り付けてしまった人もいたとのこと。

提出期限を守る

提出期限は、一番最初の一番簡単な約束事の一つであり、これを守れないとなれば、今後の約束を守れないのではないかと思われてしまう。

長すぎる・短すぎる

長くても10分程度が適切。30分にもなると、よほど魅力的ではない限り最後まで見てもらえない。また、短すぎても良さが伝わらない。

音量が大きすぎる・小さすぎる

音量調整は選考する側にとっては意外と億劫である。

悪い例

悪い例として、真っ黒な画面でボソボソとしゃべる動画を紹介した。

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  • 地声ではなく、最低限電話に出る時ぐらいの声は出したほうがいい。
  • 「えー」とか「あのー」などの無駄な間がある。台本を用意すべき。台本を用意するのがめんどくさいと言うのならYouTuberに向いていない。
  • 自己PRにおいて、謙遜は「自分は無能ですアピール」と同義である。

いい感じの例

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良い感じの例として、イメージキャラを画面に出した状態で自分のできること、目指す場所をアピールした動画を紹介した。

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  • 声のオーディションとは言いつつも、人間なので画面も見てしまうもの、小手先の手段だが、真っ黒な画面よりはイメージがいい。
  • 色々な声のバリエーションを出したうえで、自分のやりたい声を言ってもらえると採用側としては助かる。自分の一番やりたい属性で採用されなくても、ほかの属性で採用ということもあるかもしれない。
  • やりたい企画やこんなキャラクターを目指したいというものがあれば、積極的に主張するべき。
  • 他の人と違うことをして印象付ける。こういった人は印象に残りやすい。

総括

VTuberのオーディションには意外と「つよつよ」な人がオーディションを受けに来る。こんな良い人が受けに来てくれるの⁉という人が結構来たらしい。

審査側に自分の才能をくみ取ってもらえるのを待っていたらいつまで経ってもデビューできない。自分からアピールしていくことが必要である。

最後に、オーディションを受けてくれた人たちに向けて「自分でデビューしてもいいし、他の企業さんとかのオーディションに応募してもいいかなと思いますけど、いつかどっかでまたお会いできたらなと思う人いっぱいいましたので、皆さまのご活躍お祈りしております」と、激励の言葉を送った。

まとめ

  • もちひよこさんが自身のVTuberオーディションの選考終了と落選者へ向けたオーディションのコツを動画で伝えた。
  • 最低限守られるべきことをやっていないと、選考以前の問題である。
  • PRすることは事前に考えておき、しっかりとした声で伝える。また、謙遜は無能アピールと同義である。
  • 自分の現時点でできること、これからやっていきたいことを主張することはアピールになる。
  • 審査側に自分の才能をくみ取ってもらえると期待するのは無意味である。自分からアピールしなければならない。

 なんというか、採用試験対策で言われそうなことが並んでいますよね。

VTuberオーディションとはいえ、採用する側がいる以上、一般的な企業と変わりないように思えます。履歴書が間に合わなければダメだし、ボソボソ話せば印象悪いし、自己PRで「自分は~できないんですよ」などと語られてもマイナスでしかないですよね。

さすが人生2週目幼女。もちひよこ先生ですわ。