.LIVEとは 箱推させ力という話
電脳少女シロさんとアイドル部が所属する.LIVE(どっとライブ)というバーチャルYouTuberプロダクション及び所属VTuberについて解説します。
こんにちは、バーチャルYouTuber追っかけおじさんのTnOkinaです。
先日に続き、企業系VTuberの解説になります。
本日は、株式会社アップランドが運営する.LIVEについてまとめてみます。
.LIVEとは
電脳少女シロと12人のアイドル部が所属するバーチャルYouTuberプロダクションです。あと、ばあちゃるという馬も所属しています。
運営会社のアップランドはアプリケーション開発がメイン業務の会社ですが、VR LIVEの関連事業としてバーチャルアイドルのプロデュースを.LIVEが担当しています。
所属VTuber
電脳少女シロ
バーチャルYouTuber四天王の御一人。
アイドルとなっていつか武道館でコンサートすることを夢見てバーチャルYouTuber活動をしている電脳少女。活動開始は比較的早く、2017年6月28日に活動を開始しています。*1
その特徴的な「キュィッ」という、イルカのような引き笑いから「シロイルカ」と呼ばれたりしています。見た目の清楚さからはかけ離れたサイコパス的な言動なども魅力のひとつ。ファンの通称は「シロ組」。
私がシロちゃんを知ったのはよくばりセットのPUBGをやっている動画でした。あの動画での彼女の言動はとても印象深かったw
英語ガチ勢なのにも驚きました。
アイドル部
電脳世界に存在する私立ばあちゃる学園の部活動の一つであり、所属する高等部及び中等部の生徒たちは「バーチャルYouTuber」として活動している。
2018年4月27日にメンバー12人のYouTubeチャンネルが開設され、同年5月4日の夜桜たまの配信で始動したグループです。当初は船員が2Dモデルで配信を行っていたが、2018年12月20日をもって全員の3Dモデル化が完了している。
新たな目標として、全員の登録者数10万人でオリジナル楽曲をリリースすることを発表している。
名前に艦これで聞いたことあるような名前が多いのは、彼女たちのアバターが、もとは「少女兵器大戦」というアプリのキャラクターだからです。(もこ田、花京院を除く)
ばあちゃる
自称「世界初の男性バーチャルYouTuber」です。
バーチャルYouTuber界隈でも古参のャラクターで、彼以前にバーチャルYouTuberを名乗って活動している男性は確認できないため、「世界初」なのです。
愛称は、単に「馬」、「馬P」、「ウビバ」などです。
次元の壁を越え、「りあちゃる」などと呼ばれる姿でリアルワールドへも行けてしまうのが彼の特徴です。
活動の特徴
動画投稿と生配信
電脳少女シロさんは、デビューから今まで動画の毎日投稿を継続しており、動画メインで時たま生配信でファンと交流するといったスタイルで活動しています。
アイドル部のメンバーたちは.LIVE公式ツイッターのツイートのタイムテーブルに沿って、基本1時間の生配信をリレー形式に各メンバーが行っていきます。いわゆるゲリラ配信はなく、視聴者が予定を立てやすいような配慮がなされています。
木曽あずきさんは生配信ではなく、動画投稿で活動しています。
ばあちゃるさんは週一程度のペースで動画を投稿しています。最近は電脳少女シロ、アイドル部を盛り上げることが主な活動のようです。
YouTube以外での活動
電脳少女シロさんは、ニコニコ公式生放送、超会議、コラボカフェなどのニコニコ系での活動に加え、声優ラジオへのゲスト出演、地上波レギュラー番組のMCやその他イベントなど外部への露出を精力的に行っています。
アイドル部のメンバーは各種イベントへのゲスト出演を行い、シロさんがMCを務める番組にゲスト出演するなどを行ってきました。
そして2019年1月17日より、「超人女子ガリベンガーV」というレギュラー番組がスタートしました。
TVアニメ「バーチャルさんはみている」でもご活躍されていますね。
箱推させ力
箱推させ力とは、VTberである佐藤ホームズさんが提唱した「ファンが箱推ししたくなる環境を作る力」のことです。
ホームズさんによると、アイドル部の12人のうち何人の配信を見ているかというアンケートの結果、実に半数近くの視聴者が12人全員の配信を見ていることが分かりました。この結果に対する考察がホームズさんの動画で説明されているので良ければご覧ください。
まとめ
私がバーチャルYouTuberさんの動画をまとめ動画ではなく、その人のチャンネルで見たのは実は電脳少女シロさんだったりします。
やはり発言のインパクトや特徴的な笑い声など他のVTuberさんにはない魅力が彼女には詰まっているのです。
アイドル部は徹底した運営方針によって確固たるファンを次々に獲得している印象があります。アイドル部メンバーの配信をリレー形式にし、箱推しの楽しさを追求したスタイルは強い結束感を共有できる空間になるでしょう。
そんな彼女たちをばあちゃるが妙な立ち位置で盛り上げる。
絶妙なバランス感覚を持った企業グループだと思います。
ではまた。
*1:動画の初公開は同年8月12日